紺のスーツの肩の縫い目と仕立て用の道具、自然光の差す作業台

先日、大学の体育会を卒業して数年が経つ方が、体格の大きいご親族を伴ってご来店くださいました。お二人とも体格が大きく、スーツがよく似合う方でした。

お話を伺うと、これまで、百貨店でオーダーされたスーツが体に合わず、お困りだったとのことでした。百貨店であれば、仕立てにも一定の品質が担保されているものです。それでも合わなかったと伺い、私も驚きました。その時の販売員には「体格が特殊なので仕方ないですね」と言われたそうで、オーダーで仕立てたのに合わなかったことに、納得がいかなかったとおっしゃっていました。

なぜD'フレイムを訪ねてくださったのかを伺うと、数年前に体育会で仕立てたブレザーを、今もそのまま覚えていてくださったとのことでした。ブレザーに付いていたロゴからD'フレイムだと分かり、今回のご予約に至ったそうです。

このお話を伺い、私は大変嬉しく思いました。私自身も、もともとはD'フレイムの顧客のひとりです。D'フレイムのスーツに出会い、その仕立てに惚れ込んだからこそ、自分のスーツはD'フレイムで購入すると決めていました。今回のご縁を通じて、私だけでなく、他のお客様のことも同じように大切に採寸してきたのだと、D'フレイムという店の方針の良さを改めて感じました。

具体的にどこが合わなかったのかを伺うと、そもそも肩が入らなかったとのことでした。私はとてもびっくりしました。肩さえ決まっていれば、他がどれだけ違っても印象は崩れません。逆に言えば、肩が入らないというのは、それだけでスーツ全体が台無しになるということです。

肩から始まる、D'フレイムの採寸

D'フレイムでは、まず肩で合わせることを採寸の起点にしています。採寸の際に肩幅・バスト・ウエスト・ヒップの値を取得し、その方の身長と体格に合わせたゲージ服(試着用の見本服)をお選びいただいています。たとえば肩幅の数値が50cmであっても、すらっとした体型なのか、がっちりとした体型なのかによって、合わせるゲージ服を変えています。そのゲージ服をもとに、肩・バスト・ウエスト・ヒップ・腕・袖丈、そしてスラックスを履いた状態での着丈を整えていきます。

着丈へのこだわり

中でも私たちが特にこだわっているのが、着丈の長さです。近年、着丈が短めのスーツを見かける機会が増えているように感じますが、私たちは、あまりに短い着丈は貧弱な印象につながってしまうと考えており、着丈はヒップと足の付け根あたりに調整することを基本にしています。せっかくの体格を武器にしていただくのであれば、貧弱な印象を与えることは極力避けたいという思いからです。

制作中の一着をお届けする日を楽しみに

今回、ご縁をいただいた方のスーツは、現在鋭意制作中です。お届けできる日を楽しみにしています。


体格に合わせた一着を、D'フレイムで

お仕立ての際のサイズ調整・体型補正、そしてキングサイズのご対応は、いずれも追加料金なしで基本料金に含めています。体格を理由に追加の料金をいただくことはありません。

数年越しに信頼を寄せていただいたご縁を、これからも大切にしていきたいと思います。体格に合うスーツをお探しの方は、ぜひ一度D'フレイムへお越しください。

ご予約はお電話またはLINEにて承っております。

D'フレイム
TEL:03-6272-4805
JR水道橋駅 東口 徒歩3分 / 東京メトロ神保町駅 徒歩7分
Instagram:@dframe2002

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です